ポイ活ユーザーが多い年齢層をデータに基づいて紹介します!

2024-06-20 15:46:00

主な調査・データから見る傾向 まず、国内の複数の調査から得られた知見を整理します。 調査・データ 対象・範囲 年齢分布・所見 特記事項 Powl(ポイ活アプリ)ユーザー属性 アプリ登録ユーザー 10代:17%、20代:41%、30代:21%、40代:11%、50代以上:10% プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES 比較的ライトな“アプリ型ポイ活”ユーザー像を反映 NTTドコモ「ポイ活に関する調査」 15~79歳 男女 ポイ活実施率:80.1% FNNプライムオンライン 実施率という広めの指標 「ポイ活経験」男女年代別 全体調査 20代男性および60代男女で経験率9割超 Web担当者Forum 熱意・経験度を見る指標 “ながらポイ活アプリ”調査 15〜69歳 男女 認知率 80.6%、現在利用率 55.5%。10代が最多認知・最多利用率を示す MMD研究所 +1 若年層でアプリ形式への親和性が高い可能性 シニア層ポイ活実態 高齢者層 88.6%が日常的にポイ活やポイント貯蓄行動を行っている MarkeZine +1 “シニア層でもポイ活”が広がっていることを明示 クロス・マーケティング調査(ポイント一般利用) 20〜69歳 年齢別差異あり(詳細な率は公表形式による) クロス・マーケティング 決済手段・ポイントカード等含む広義の「ポイント利用」 これらをもとに、どの年代層が比較的“ポイ活ユーザーとして多い(注目すべき)層”かを、順位づけ的に整理します。 年齢層を多い順に見ると 以下は、複数のデータを総合して「ポイ活ユーザーが多い/存在感が強いと見られる年齢層」を、あくまで傾向として順位づけたものです。 20代(特に20~29歳)  – 多くのアプリ型ポイ活サービスで20代が最大比率を占めている例(例:Powlでは41%) プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES  – 若年層はスマホ利用率も高く、アプリやネットを用いたポイ活に適応しやすい  – ただし、ポイ活への意識・熱量は他世代と比して「楽しみ・ゲーム性」寄りになる傾向も指摘される スコープ販促創造研究所 30~40代  – 世帯を持つ層、家計管理を重視する層として、実用性・効率性を求めてポイ活を行う比率が高いという調査傾向あり スコープ販促創造研究所 +2 NLIリサーチ +2  – 支出が大きく、購買機会も多いため、ポイント還元を意識する動機が強い 60代(および定年後シニア層)  – “ある程度余裕がある層”がコツコツ貯める傾向があり、経験率や意欲が高いとの報告あり Web担当者Forum +2 MarkeZine +2  – 「安心感」「貯めておくこと」に価値を見出す層として、ポイントを日常的に活用する意思が高い スコープ販促創造研究所  – ただし、若年層・中年層に比べると“アプリ新機能を使いこなす率”や“複数サービス横断利用率”は低めの可能性 10代  – 一部調査で認知率・利用率が最も高いという報告もある(ながらポイ活アプリ調査) MMD研究所 +1  – ただし、利用金額・活用頻度は制約されやすく、購買能力が限られるため「影響力」は他世代ほど大きくはない  – 若年層とはいえ、10代後半~大学生あたりでポイ活が定着してきているデータも存在(大学生調査で在学中の70%) 共同通信PRワイヤー 50代  – 50代は、上表では中程度に分布。実用性・安心性の意識はあるものの、他の世代より比率が突出するデータは少ない  – ただし、シニア層と重なる部分もあり、50代後半以降になると「60代層」と類似した傾向を示すことも想定される 総合評価・注意点と読み取りのヒント “最多層”は一概には定めにくいが、20代の比率が高い例が多い  特にスマホアプリ型、ライトな利用スタイルのポイ活サービスでは20代ユーザーの比率が目立つことが複数の調査で示されています(例:Powl) プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES 30〜40代は“堅実型・生活型”ユーザーとして強い存在感  生活消費・購買機会が多い世代で、ポイント還元への感度や節約意識も高いとされ、マーケティング上も重視される層です。ニッセイ基礎研究所の調査でも、40代で「ポイント還元を重視する行動」が高い傾向あり。 NLIリサーチ シニア層(60代など)は“経験値・意欲型”として存在感  高年齢層でもポイ活を行っている割合は高く、一定の“貯める安心感”を重視する傾向が観られます。80-90%程度がポイ活を行っているという報告もあります。 MarkeZine +1 10代の存在も無視できないが、購買力などで制約あり  認知率・アプリ利用率では高い数値を示す調査もありますが、実際のポイ活格差(使える金額、影響力)はまだ他世代に比べて限定的でしょう。 「複数サービスの横断利用」「高度な使いこなし」では中年~若年層が優勢か  ポイントの交換・統合・運用などを駆使する“ポイ活上級者層”では、デジタルリテラシーが高く、日常的にキャッシュレス決済利用も多い層(若年~中年層)が中心になる可能性が高いという指摘もあります。 MMD研究所 +3 アメーバブログ(アメブロ) +3 スコープ販促創造研究所 +3 調査バイアス・範囲依存性  多くの調査がインターネットアンケートを通じており、スマホ/ネット接触率が低い層(高齢層やデジタル非得手な人)では過小評価される可能性があります。  また、調査対象年齢(例:15~79歳、20~69歳など)に含まれない世代データは欠落する点もあります。